蓬莱人形


概要

 これまた低速と高速で難易度が桁違いになるスペルカードです。弾速はかなり遅いのですが弾密度は圧倒的で、 判定のごく小さい鱗弾(真ん中の白部分にしか判定が無い)とはいえ相当の狭さです。もっとも、その判定のおかげで案外無理やりなところを抜けれたりするのですが。

 このスペルで被弾してしまうと4開幕の初列毛玉が出す桜符がPになってしまい、桜が不足する危険があること(ボム無しで発動は絶望的になります)、 4開幕結界の遅延部分で大Pを1個取る事により本来出る桜符が1枚減ってしまうこと、ランクが下がり4開幕の弾量が減り、桜数千をロストしてしまうといった影響があります。
一方で撃破時に人形から桜符が多数出ることがなくなるため普段より多めの桜+で撃破しても大丈夫になったりもします。
 こういった影響から、基本的な方針は弾幕が本格的になる前までに桜+を目標値までに調整し、残りは低速で撃破するという方針になると思います。詳しくは弾消しの項目で。

このスペルで撃破結界になってしまい何回も阿鼻叫喚するのは誰もが通る道です。

結界(+14000~17000)

 正規ルートでここで発動させるのは時符のパターンのみになります。もしなにか京人形などで間違いがあって、ここで発動させてしまった場合は適当にグレイズ後霊撃、 残りを高速ショット、それでも足りなさそうであればボム吸いを絡めると4開幕に間に合わせることができる場合があります。リカバリーに。

 時符でも序盤のほうで結界を発動させることになります。この弾密度+咲夜のグレイズ判定ゆえ、頑張るとかなりグレイズ(+20000超えも可能)できたりするのですがそこは腕と目標と相談。 結界収束後に高速のみである程度削り、高速ボムで1回吸った後、残りを高速で削りきって撃破します。桜+の調整の詳しい話はは弾消しの項目を参照して下さい。

弾消し

 終始あまり弾数の変動がありません。弾幕の難易度もあるのであまり考えず撃破してしまうのがよいと思います。一応二重の青鱗弾が放たれた瞬間が高くなります。4開幕への桜+を握る重要な撃破なのですが、結論から書いてしまうと、撃破によって伸びる桜+は9000台~13000強になります。 くそみてぇな幅の広さだな、人形てめぇら固定桜符か点符かどっちかにしろや
 4開幕時点で欲しい桜+の値は機体やパターンによってもまちまちです。場合わけして解説していきましょう。
・+45000~:ボムで出す場合に当たります。どの機体でも余裕を持って出すことができます。 この場合、撃破前の桜+を36000台に調整すればよいことになります。おおよその場合桜+31000あたりまで高速で打ち込み、そこから低速のみで撃破すると丁度いいくらいになります。

・+48000~:ボムを使わずに出す場合の理想形なります、が運要素を排除できません。 ボムを利用する場合でもこのくらい桜+があると嬉しいところですが結局安定して4凸したい場合は上の桜+36000台調整に落ち着くことになります。
NBやボムをどうしても使えない理由がある場合は21.1%(下記TIPS参照)の桜符多く出ちゃうパターンでの死を覚悟して突っ込むことになるでしょう。 この場合、撃破前の桜+は37500前後になるでしょうか。尤も、これですら桜符が1枚も出ないと桜+46000台で凸ることになるのですが。。
より精度を高めるならば、撃破タイミングを青が発射された瞬間に撃破すると弾消しの数字はある程度固定できるでしょう。

・+35000~:時符限定、撃破前に桜+25000以上あればいいでしょう。あるに越したことは無いですね。

 いずれの場合も撃破直後もショットを垂れ流す(特に高速で垂れ流してしまう)といわゆる死体殴りという形で撃破後も桜+が増えてしまいます。念頭に入れておきましょう。 また、この弾幕は基本的に自機の方向に放たれるため、あまりに桜+が多くなってしまった場合、頑張って画面外方向(現実的に強い斜め方向ですかね)に打たせると画面内の弾が減ります。

TIPS

撃破すると人形5匹からアイテムが1(33%)~2個(67%)出ます。テーブル敵から出現する桜符の割合は約56%(18/32)なので、
確率論で考えると
 桜符0個:27.3%
 桜符1個:51.6%
 桜符2個:21.1%
となります。
蓬莱撃破での桜+の伸びのブレはほぼここに起因しており、桜符が0と2枚では桜+に最大4400もの差が出てくることになります。
アリスの人形で散々アイテムテーブルを回してしまっていることもあり、出現するアイテムを予測することは困難で、プレーヤー目線からすると一定確率に沿ったランダム出現と言えます(確率で計算したのもこの理由からです)。
結局運ゲーなので諦めましょうな結論しか出なかった蓬莱人形でした。


   
written by pndsng   2014/12/10   last modified 2015/06/22